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今度は、スザク視点です。 ぶっちゃけ、C.C.視点より厄介なんですが・・・。 スザクを書かない事には、ルルが浮かばれない気がしました。 いや、生きてるって信じてますけど。 『ゼロ・レクイエム』から、数日後のスザクです。 ***************************** 君は、たくさんの嘘を付いた。 僕に、ユフィに、ナナリーに・・・。 そして、生徒会の皆と世界に。 ギアスという『呪い』の言の葉で、君はたくさんの罪を犯した。 人の意志を捻じ曲げ、操り、殺め、時には自身の手を血に染めた。 『ギアスとは、願いに似ていないか?』 それは、君の願いであって・・・。 君以外の願いとは、一致しない。 けれど、その『呪い』は間違いなく、君の『願い』を具現化したモノ。 決して、その力を認めるわけにはいかないけれど・・・。 君の覚悟に、敬意を払おう。 自身の犯した罪に死を。 それは、紛れもなく・・・。 僕の『望み』そのものだったから・・・。 『生きろ!!』 その『呪い』が、僕に対する君の唯一の『願い』だったと言うのなら・・・。 僕は、君の分も生きよう。 未来を渇望した君は死に、死を求めていた僕は生きる。 それは、きっと・・・。 世界が与えた、『罪』に対する『罰』なのだろう。 でも、ね。 こうも思うんだ。 誰よりも優しい君だったからこそ、世界の悪になる決意をしたんじゃないかって・・・。 自身の罪も、ナナリーの罪も、僕の分の罪まで・・・。 君は1人で背負った。 ユフィに科せられた悪名も、君の起こした行動の数々によって次第に薄れている。 その細い身体に、幾つの悪意を抱いたのだろう。 最期の瞬間まで、君は君だった。 綺麗に微笑んだ君は、僕に最期の『願い』を託した。 僕だけに、僕だけがそれを叶えて上げられる。 それが嬉しかったって言ったら・・・。 君は怒るかな? 「ルルーシュ・・・」 この仮面は、僕には重いかも知れない。 けれど、君の最期の『願い』だと言うのなら・・・。 僕は、この『罰』を受け入れる。 君が、ナナリーが、ユフィが望んだ『優しい世界』。 それを実現するために、僕は全てを捧げよう。 『人並みの幸せも、全て世界に捧げてもらう』 『それが、お前にとっての罰だ』 今も、君の『願い』の言の葉は耳に残っている。 きっと、忘れる事なんて無いだろう。 「イエス・ユア・マジェスティ」 ゆっくりと手にした剣を引き抜いて、君の身体を貫いた剣を眼前にかざした。 「・・・皮肉なものだね」 君の手にしていた剣を手に、僕は今立っている。 この剣は・・・。 『悪逆皇帝を倒した剣』として、今では『聖剣』なんて呼ばれている。 本当は、君の手に収まっていた剣なのに・・・。 『ゼロ』が手にして現れた事を、誰一人として疑問に思う者は現れなかった。 「ルルーシュ」 君の覚悟と生き様に敬意を。 生きる目的をくれた君に感謝を・・・。 「いつか君の望んだ世界になった時、きっと会えるって信じてる」 小さく呟くと、聖なる剣に唇を落とした。 それは、僕と君だけの約束。 いつかきっと、また巡り会うその日まで・・・。 「少しだけ、サヨウナラだ」 **************************** 暗い、暗い、暗い・・・。 スザクさん視点は、どうしても暗くなりがちです。 あわわ、これ・・・大丈夫ですか? てか、書きたかった事・・・伝わると良いのですが・・・。 |
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